OCIのインスタンスをバックアップしたかったので料金を調べた
インスタンス内でPHPのバージョンアップを行いたかったのですが、失敗したときのためにバックアップを取得したため、その時にいくら掛かるのか調査した流れを記載します。
OCI のブートボリュームバックアップ料金は、
公式の「Block Volume 料金表」の ストレージ単価(GB/月) × バックアップ容量(GB) で算出できます。
以下に、流れを記載しているのでご自身で確認するときの参考になさってください。
OCI ブートボリュームのバックアップ料金の調べ方と計算方法
1. 料金表ページを開く
- Oracle Cloud の公式料金表にアクセスします。
URL: https://www.oracle.com/jp/cloud/price-list/ - ページ内で「Block Volume Storage」または「ブロック・ボリューム・ストレージ」という項目を探します。
ブラウザの検索(Ctrl+F)で「Block Volume」または「ブロック・ボリューム」と入力すると見つけやすいです。
2. 単価(円/GB/月)を確認する
Block Volume の欄に「〇〇円/GB・月」という記載があります。
例:
「3.9525 円/GB・月」のような値が記載されています。
この値が「バックアップにも適用される単価」です。
3. バックアップ容量を確認する
バックアップ取得対象のブートボリューム容量(GB)を確認します。
例:
ブートボリュームのサイズが 100GB の場合、バックアップの保存容量も原則 100GB 分です。
※ ただし OCI ではインクリメンタルバックアップ(増分)が使われ、実際の使用容量だけになる場合もあります。
4. 計算式に当てはめる
計算式は以下の通りです:
バックアップ料金(月額)
= Block Volume 単価(円/GB/月) × バックアップ容量(GB)
例:100GB のバックアップ
= 3.9525 円 × 100GB = 395.25 円/月
5. 注意事項
- 複数世代保持する場合は「世代数 × 100GB分」で増える
- インクリメンタルバックアップで容量が減る場合がある
- 単価は変更されることがあるため、必ず最新の料金表を確認する
- ブロックボリュームの種類(パフォーマンスレベル)を変更した場合は料金も変わる
まとめ
流れをざっくり書くとこのように確認します。
1. 公式料金表ページを開く
2.「Block Volume」の月額単価(円/GB/月)を確認
3. バックアップ対象のボリューム容量(GB)を確認
4. 「単価 × GB」で月額料金が算出できる
以下に公式サイトのURLを置いておきます。
Oracle Cloud 価格表(日本版)
https://www.oracle.com/jp/cloud/price-list/
Oracle Block Volume 仕様
https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Block/Concepts/blockvolumebackups.htm
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