Windows Serverの評価版にプロダクトキーを割り当てる(0x80070032対応)
- 2024.12.27
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Windows Serverの評価版をインストールし、さてライセンスを当てるぞ!と意気揚々とライセンス認証を行ったところ、エラーコード: 0x80070032が出力され認証ができなかったときの対処方法です。
今回構築したのはWindows Server 2019 Standardです。
購入したプロダクトキーも同様、Standardとなります。
エラーの原因
エラー発生時のメッセージは以下でした。
入力したプロダクトキーは使用できませんでした。
プロダクトキーを確認してもう一度やり直すか、別のプロダクトキーを入力してください。(0x80070032)
実は評価版のWindows Serverには製品版のプロダクトキーが適用できないようです。
今回、構築したのは評価版のWindows Server 2019だったため、プロダクトキーが弾かれたということのようです。
評価版を製品版のエディションに変換
管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
1.アップグレード可能なエディションの確認
評価版の場合、Evalが末尾についています。
DISM /online /Get-CurrentEdition
----
現在のエディション:ServerStandardEval
2. アップグレードが可能なエディションの確認
現在のエディションからアップグレードができるエディションを確認します。
DISM /online /Get-TargetEditions
---
ターゲットエディション:ServerStandard
ターゲットエディション:ServerDatacenter
今回は、Standardのエディションでプロダクトキーを適用したいため、ServerStandardにエディションを変換していきます。
3.エディションの変更
以下のコマンドの「変更したいターゲットエディション」と「プロダクトキー」を書き換えて、エディションを変更します。
DISM /online /Set-Edition:変更したいターゲットエディション /ProductKey:プロダクトキー /AcceptEula
実行後、プロダクトキーが割り当てられるまでしばし待ちます。
最後に、再起動のメッセージが表示されるため、「Y」を応答して再起動します。
以上で、評価版から製品版へのプロダクトキーの割り当てが完了します。
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AWSなどのIaaSもちょこちょこ触っているので、備忘などを書いていきます。