Cドライブを圧迫するwslを別ドライブに変更する

Cドライブを圧迫するwslを別ドライブに変更する

wslを使っていると、ユーザーディレクトリ内に仮想ディスクが作成されるためCドライブが圧迫されます。SSDの空き容量が少なくなってくると性能が劣化する為、全体の20〜25%以上の空き容量がない場合でwslを使っている且つ、C以外のドライブがあるなら移動するのがおすすめです。

今回は、実際にwslが肥大化してCドライブを圧迫してきたのでDドライブに移動したときの手順を記載します。
既存のUbuntuなどのwslをD:\wslへ移動していきます。


手順

コマンドプロンプトまたはPowerShellで実行します。

①まず現在のディストリビューションを確認します。

wsl --list --verbose

例:Ubuntu-24.04がデフォルトに設定されている状態。このファイルを移動します。

②エクスポート先を作成

mkdir D:\backup

③WSLを停止

wsl --shutdown

④エクスポート

listから確認した移行したいディストリビューションを指定してエクスポートします。

wsl --export Ubuntu-24.04 D:\backup\ubuntu.tar

※数GB~数十GBあると時間がかかります。

⑤登録解除

現在登録中のディストリビューションを一時的に解除します。

wsl --unregister Ubuntu-24.04

注意
この時点でWSLは削除されます。
エクスポートが成功していることを確認してから実施してください。

⑥Dドライブへインポート

移行先のディレクトリを作成して、先ほどエクスポートしたファイルからインポートします。

mkdir "D:\wsl\Ubuntu" -Force
wsl --import Ubuntu-24.04 D:\wsl\Ubuntu D:\backup\ubuntu.tar --version 2

すると以下のようになります。
D:\wsl\Ubuntu\
ext4.vhdx

⑦起動

wsl

以上で、Dドライブにディストリビューションの仮想ドライブを配置し、それをインポートしているためCドライブの圧迫がその分空きができたかと思います。

新しく作るWSLだけD:\wslへ保存したい場合、

wsl –installでのインストールとは別に、wsl –importを使うことで、最初からDドライブに作成することができます。

もし、Microsoft Store版のWSLを使っている場合、今回の手順のようにexportからimportで移動する必要があります。