Windows11アップデート早見表:バージョン/リリース日/ビルド/要件(26H1まで)
Windows 11の主要バージョン(21H2〜26H1)のリリース日、ビルド、サポート期限、配信形態をまとめました。アップグレード前に確認すべき要件や注意点も整理しているので、運用メモとして活用してください。
バージョンとリリース概要
次の表は各バージョンの主なビルド、一般提供開始日、サポート終了日、配信形態をまとめたものです。日付は米国太平洋時間基準のため、日本時間とは若干の差があります。
| バージョン | 主なビルド番号 | 一般提供開始日 | Home/Pro更新終了 | Enterprise/教育更新終了 | 配信形態 | 概要 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 26H1 | 28000系 | 2026‑02‑10 | 2028‑03‑14 | 2029‑03‑13 | 新デバイス向けプリインストール | 特定の新しいシリコン搭載デバイスのみ対象。既存デバイスへのインプレース提供なし。 |
| 25H2 | 26200系 | 2025‑09‑30 | 2027‑10‑12 | 2028‑10‑10 | 有効化パッケージ(24H2→25H2)、それ以外はフル更新 | 24H2とコアを共有。24H2上では有効化パッケージで機能を有効化し、23H2以前はフルアップデートが必要。 |
| 24H2 | 26100系 | 2024‑10‑01 | 2026‑10‑13 | 2027‑10‑12 | フルアップデート | AI機能やカーネル刷新。従来要件に加えSSE4.2命令が必須。 |
| 23H2 | 22631系 | 2023‑10‑31 | 2025‑11‑11 | 2026‑11‑10 | 有効化パッケージ | 22H2のマイナーアップデート。機能追加は少なめ。 |
| 22H2 | 22621系 | 2022‑09‑20 | 2024‑10‑08 | 2025‑10‑14 | フルアップデート | 「Windows 11 2022 Update」として提供。 |
| 21H2 | 22000系 | 2021‑10‑04 | 2023‑10‑10 | 2024‑10‑08 | 初期リリース | Windows 11初版。既にサポート終了。 |
出典:Microsoftライフサイクル情報による。上記の開始日と終了日はHome/Pro版およびEnterprise/Education版に基づきます。
動作要件(共通)
Windows 11全体に適用されるハードウェア要件です。アップグレード前に下記を確認してください。
参考:Windows 11 の仕様、機能、コンピューターの要件を確認する
- CPU:1 GHz以上・2コア以上の64ビットCPU/SoC(Intel 8世代以上、AMD Zen 2以上など公式リスト参照)。
- メモリ:4 GB以上。
- ストレージ:64 GB以上(実運用ではこれでは少ないので256GB以上を推奨します)。
- UEFI / Secure Boot:ファームウェアはUEFIでSecure Bootを有効にする。
- TPM:TPM 2.0必須。
- GPU・ディスプレイ:DirectX 12対応GPUと9インチ以上の720pディスプレイ。
- インターネット接続とMicrosoftアカウント:Homeエディション初期設定時に必要。
追加要件(24H2/25H2以降)
SSE4.2命令が必須:24H2からはPOP CNT/SSE4.2命令をサポートしないCPUではブートできないことが報じられており、25H2も同じカーネルを共有するため同様の制約があると考えられます。旧世代CPUではアップデートできない場合があります。
配信形態とアップデート方法
26H1:特定の新しいシリコン向けのプリインストール版。既存の24H2/25H2環境へのインプレース更新は提供されません。
25H2:24H2からのアップグレードは有効化パッケージで行い、短時間で更新できます。23H2や22H2からはフルOSアップデート(ISOまたはインストールメディアによる置き換え)が必要です。
24H2:22H2や23H2からのアップグレードはフルアップデートです。更新に時間がかかります。
23H2:22H2向けの有効化パッケージで提供され、配信サイズは小さいです。
22H2以前:初回リリースやフルアップデートで提供されました。
更新前に自社や自宅の検証環境で適用し、アプリやドライバの動作確認を行ってから本番環境に展開すると安全です。
CPU互換性と注意点
公式CPUリストを確認:Intel/AMDの対応リストやOEMサイトで互換性を確認してください。 PC正常性チェックアプリ:Microsoftの「PC正常性チェック」アプリや「WhyNotWin11」ツールで互換性を簡易チェックできます。
非サポートCPUは自己責任:非公式の回避策でインストールした場合、品質やセキュリティ更新が保証されません。また24H2以降ではSSE4.2未対応CPUでは起動できないためインストール自体が困難です。
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まとめ
Windows 11の主要バージョンを時系列で把握しておくと、サポート期限やアップデート方法の見通しが立てやすくなります。最新環境に更新する場合は、有効化パッケージかフルアップデートかを事前に確認し、必要な時間と作業手順を把握しましょう。ハードウェア要件(TPM 2.0、Secure Boot、対応CPUなど)が満たされているか、SSE4.2など追加命令セットが必要かを確認することも重要です。非サポートCPUへの回避策は推奨されないため、対応機種への移行やPCの更新を検討してください。
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