Windows11アップデート早見表:バージョン/リリース日/ビルド/要件(2026年5月版)
Windows 11の主要バージョン(21H2〜26H1)のリリース日、ビルド、サポート期限、配信形態をまとめました。この記事は2026年5月9日時点のMicrosoft公式情報に基づいて更新しています。
結論から言うと、一般的な既存PCで目標にする最新の年次機能更新はWindows 11 バージョン25H2です。26H1は公式のリリース情報に掲載されていますが、既存の24H2/25H2 PCへ配信される機能更新ではなく、一部の新しいシリコン搭載デバイス向けの特殊なリリースです。
2026年5月時点の最新状況
| バージョン | 最新リビジョン日 | 最新ビルド | 最新KB | 現在の扱い |
|---|---|---|---|---|
| 26H1 | 2026-04-30 | 28000.1896 | KB5083806 | 一部の新デバイス向け。既存PCへのインプレース更新なし。 |
| 25H2 | 2026-04-30 | 26200.8328 | KB5083631 | 既存PC向けの最新年次機能更新。 |
| 24H2 | 2026-04-30 | 26100.8328 | KB5083631 | サポート中。25H2へは有効化パッケージで更新。 |
| 23H2 | 2026-04-14 | 22631.6936 | KB5082052 | Home/Proは更新終了。Enterprise/Educationは2026年11月10日まで。 |
Microsoftのリリース情報では、2026年5月9日時点で2026年5月の月例セキュリティ更新はまだ掲載されていません。次の通常の月例更新は米国時間の第2火曜日、2026年5月12日前後に公開される見込みです。
バージョンとリリース概要
次の表は各バージョンの主なビルド、一般提供開始日、サポート終了日、配信形態をまとめたものです。日付はMicrosoftの表記に合わせてISO形式で記載しています。
| バージョン | 主なビルド番号 | 一般提供開始日 | Home/Pro更新終了 | Enterprise/教育更新終了 | 配信形態 | 概要 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 26H1 | 28000系 | 2026-02-10 | 2028-03-14 | 2029-03-13 | 新デバイス向けプリインストール | 次世代シリコン向けの特殊リリース。24H2/25H2からのインプレース更新は提供されない。 |
| 25H2 | 26200系 | 2025-09-30 | 2027-10-12 | 2028-10-10 | 有効化パッケージ(24H2→25H2)、それ以外は通常の機能更新 | Windows 11 2025 Update。24H2と同じ基盤を共有し、既存PC向けの最新年次機能更新。 |
| 24H2 | 26100系 | 2024-10-01 | 2026-10-13 | 2027-10-12 | フルアップデート | Windows 11 2024 Update。AI PC世代の基盤更新を含む。 |
| 23H2 | 22631系 | 2023-10-31 | 2025-11-11 | 2026-11-10 | 有効化パッケージ | 22H2と基盤を共有。Home/Proはすでに更新終了。 |
| 22H2 | 22621系 | 2022-09-20 | 2024-10-08 | 2025-10-14 | フルアップデート | Windows 11 2022 Update。全エディションで更新終了。 |
| 21H2 | 22000系 | 2021-10-04 | 2023-10-10 | 2024-10-08 | 初期リリース | Windows 11初版。全エディションで更新終了。 |
26H1は通常の「次期アップデート」ではない
26H1は、MicrosoftのWindows 11リリース情報には掲載されています。ただし、24H2や25H2を使っている既存PCへWindows Updateで配信される年次機能更新ではありません。Microsoftは26H1について、2026年第1四半期に登場する一部の新デバイス向けであり、24H2/25H2からのインプレース更新としては提供されないと説明しています。
そのため、通常のPC運用では「26H1が出たから25H2を飛ばして26H1へ更新する」と考える必要はありません。既存PCでは25H2を最新の年次機能更新として扱い、次の一般向け年次機能更新は2026年後半のリリース予定を確認するのが現実的です。
25H2の主な変更点
- 24H2から25H2への更新は、有効化パッケージで行われます。月例更新で入っている機能を有効化する形式なので、通常のフルアップデートより短時間で済みます。
- 25H2には、Windows 11の継続的イノベーションで追加された機能が標準で有効化された状態で含まれます。
- AI actions in File Explorer、Click to Do、Agent in Settingsなど、24H2では一時的な企業向け制御の対象だった機能が25H2では標準の扱いになります。ただし一部機能はCopilot+ PC向けです。
- Enterprise/Education向けには、ポリシーで一部のプリインストールMicrosoft Storeアプリを削除する機能が追加されています。
- Wi-Fi 7の企業向けアクセスポイント対応が含まれます。利用には対応PC、ドライバ、アクセスポイントが必要です。
なお、Microsoftは25H2の説明でImproved Windows Searchについて、将来の更新で提供予定と案内しています。25H2にしただけで全機能が全PCですぐ使えるわけではない点に注意してください。
動作要件
Windows 11全体に適用される主なハードウェア要件です。アップグレード前に下記を確認してください。
- CPU:1GHz以上、2コア以上の64ビットCPUまたはSoC。Microsoftの対応CPUリストに含まれる必要があります。
- メモリ:4GB以上。
- ストレージ:64GB以上。実運用では空き容量不足を避けるため、より大きい容量を推奨します。
- ファームウェア:UEFI、Secure Boot対応。
- TPM:TPM 2.0。
- GPU・ディスプレイ:DirectX 12以上、WDDM 2.0ドライバー、9インチ以上で720p以上のディスプレイ。
- インターネット接続とMicrosoftアカウント:Homeエディションの初期設定などで必要です。
24H2/25H2以降では、古いCPUや非対応環境で問題が出やすくなります。非公式な回避策でインストールした環境は、品質更新やセキュリティ更新、今後の機能更新が保証されないため、業務利用では避けるのが無難です。
配信形態とアップデート方法
26H1:一部の新しいシリコン搭載デバイス向けです。既存の24H2/25H2 PCへのインプレース更新はありません。
25H2:24H2からは有効化パッケージで更新できます。23H2以前やWindows 10からは、通常の機能更新として展開します。
24H2:22H2/23H2からの更新はフルアップデート扱いです。所要時間やドライバ互換性を事前に確認してください。
23H2以前:Home/Proの23H2、22H2、21H2はすでに更新終了です。インターネットへ接続するPCでは、サポート中のバージョンへ更新してください。
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まとめ
2026年5月時点では、既存PC向けの実質的な最新年次機能更新はWindows 11 バージョン25H2です。26H1は公式リリースではあるものの、一部の新デバイス向けであり、24H2/25H2からの通常アップグレード先ではありません。
運用上は、サポート期限と配信形態を確認し、Home/Proで23H2以前を使っているPCは早めに25H2へ移行するのが基本です。業務PCでは、更新前にアプリ、ドライバ、VPN、プリンタ、セキュリティ製品の動作確認を行ってから展開してください。
参考・公式情報
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