8GBのWindows 11 PCは何が改善された?メモリ最適化と利用条件
8GBのPCでブラウザーと資料を開き、さっき使っていたアプリへ戻ると少し待たされる。買い替えを考える前に、Windows側で何が改善されたのかも気になるところです。Microsoftは11月3日、Windows 11のメモリ管理と操作の応答性について改善内容を発表しました。
空きメモリの量だけでは分からない改善
今回の中心は、8GBのメモリをより効率よく使うことです。Microsoftによると、あまり使っていないデータの圧縮やストレージへ移すタイミングを調整し、アプリへ戻る際の待ち時間を減らす方向で改善しています。スタートや設定など、利用者が今求めている操作を優先する変更も含まれます。
そのため、更新後に空きメモリが大きく増えるかどうかだけで判断するのは早計です。例えば資料を読みながら文章を書いているなら、別のアプリから戻ったときの反応も見たい点です。これは改善を確かめる際の着眼点で、個々のPCで速度向上を保証するものではありません。
アプリ側の更新と、今後の計画もある
8GB以下のPCではWidgetsを開いたときに読み込む変更など、使っていない機能の負担を抑える取り組みも紹介されています。OSだけでなく、EdgeやMicrosoft 365、Teamsの更新も関係します。
一方、SearchとWidgetsでWebエンジンを共有する取り組みなどは今後の計画です。発表された項目すべてが、すでに手元のPCへ届いたと考えないようにしたいところです。
利用条件と性能の数字の読み方
Microsoftの導入案内は、Windows 11 26H2のビルド26300.9818以降と、関連アプリの更新です。機器や地域によって展開時期が異なります。26300.9818は10月28日の任意プレビューKB5127936に当たり、月例セキュリティ更新とは種類が異なります。バージョン別の更新状況はWindows Update早見表で見比べられます。
発表内の性能値はMicrosoftの測定結果で、比較ビルドや作業条件がそれぞれ異なります。筆者のPCで同じ効果を実測した結果ではありません。数字をそのまま自分のPCに当てはめるより、普段同時に使うアプリと更新状況を合わせて考えるのがよさそうです。
8GBのPCを使い続ける判断に
今回の改善は、今あるPCで日常の作業を続けたい人に関係する話です。ただし、動画編集や多数のアプリを同時に使う作業まで、メモリ容量の差がなくなるという意味ではありません。買い替えや増設を考えるときは、容量だけでなく、使いたいアプリと同時に開く作業を具体的に挙げると判断しやすくなります。
出典
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