3Dプリンター Mars 5 Ultraのレビュー

ずっと3Dプリンターを使ってみたいけど何も作りたいものが思い浮かばず導入に踏み切れていませんでしたが、シグネットリングを作りたい!という気持ちが高まり今回Elegoo Mars 5 Ultraを購入したためそのレビューです。

3Dプリンターには、いくつか種類があり自分が造形したいものによって何が適しているかがわかってきますが、今回作りたいのはシグネットリングで指輪になる為、積層痕が出ない(出にくい)光造形方式のプリンターにしました。

購入したのは、Mars 5 UltraとMercury Plus V3.0を購入しました。
左が、Mercury Plus V3.0で、右がMars 5 Ultraです。

時期がちょうどよく、公式サイトが一番安くセールを行っていたため、公式サイトから購入しました。Amazonでも割引自体は行われていたので、Amazonが良ければそちらから購入でもいいかと思います。

Mercury Plus V3.0は、印刷した造形物を洗浄,2次硬化を行うマシンで、
Mars 5 Ultraは、光造形の3Dプリンターです。


起動時の初期設定~テストプリント

実際に起動し、テストプリントを行います。

Mars 5 Ultraを起動すると、言語選択が行え、日本語が選択できました。


起動後、デバイス自己診断が始まります。これはすぐに終了しました。

基本的な使い方は取扱説明書の通りに進めていくだけなのですが、テストプリントを始めに行います。
説明書に従い、付属のUSBを差し込みRookというテスト3Dデータを印刷します。

レジンを設定し、印刷したのがこちら。
水洗いレジンを使用したため、初回は何も印刷されませんでした。土台部分のみ3mmくらい印刷されてレジンの中に落ちてました。
水洗いレジンなどの場合、露光時間を初期設定から少し1~3秒ほど伸ばしてあげるとプラットフォームという印刷が張り付く台に張り付かない事故が減ります(逆に伸ばしすぎると外れなくなります)

プリントした造形物を洗浄します。
ビルドフォームから取り外すのですが、ビルドフォームが冷えると外しやすくなるようで印刷直後は外しにくかったです。

そして、初期印刷時四苦八苦していたら、ビルドフォームの模様なんかがごっそりついてきました。
少し戸惑いましたが、その後同じ位置で印刷しても問題なく印刷自体はできています。露光時間を強めにやるとこういうことになるので注意です。

乾燥後、2次硬化を行いました。
UVが出るため、必ず蓋は占めてUVを照射します。

そして完成したのがこちら。
細かい部分も正確に出力出来て、滑らかに仕上がっています。
乾燥時間が短すぎて若干水後みたいな感じがありますが、文字もしっかり出てます。

かなり、いい感じで出力できました。
これから、シグネットリングをモデリングしてテスト印刷バンバンしていこうと思います。