Visual Studioの共有コンポーネントのディレクトリを変更する

MySQL ワークベンチをインストールするのに、2019 用 Visual C++ 再頒布可能パッケージが必要ということで、Visual Studio Installerをダウンロードして設定を行っていました。

こんなの

最近のVisual Studio 関連のコンポーネントは、メインのIDEなどと分離してインストールできるらしく、それぞれパスの設定が行えるようでした。

僕のPCはシステム回復ディスクがなぜかEドライブが割り当てられて表示されており、今度パスを削除しようと思って放置していました。

そのパスを「共有コンポーネント、ツール、SDK」のパスとして指定してしまい、インストールを間違えて行ってしまいました。

慌てた僕は、変更して再インストールを行おうとしましたが…

変更できない!

何とか変更しようと四苦八苦したときの備忘です。同じ(こんなことはあまりないけど)問題に直面した方のお役に立てれば幸いです。


間違えたインストールの場所の直し方

このように、一度設定してしまった共有コンポーネント、ツール、SDKのパスはなぜか変更することができません。

Microsoftのトラブルシューティングには、Visual Studioをアンインストールすることで変更可能になるということでしたが、削除しても特に変更可能にはなりませんでした。
悩んだ末に、どうせレジストリにあるんでしょ?ということで、パスを探すことにしました。

レジストリ設定の変更

スタートメニューを表示し、以下を入力、レジストリエディターを開きます。

regedit

開きましたら、以下をコピーしアドレスに張り付けます。

コンピューターHKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREMicrosoftVisualStudioSetup

変更対象は、「SharedInstallationPath」です。ここに登録されているディレクトリパスを修正します。

Visual Studio Installerの確認

再度Visual Studio Installerを起動し、インストール場所を確認します。

インストール場所が変更されていれば、修正の成功です。

おわり

最初は、パーティションを切りなおしてVisual Studio Installerに設定した通りにしようか考えたくらい悩みましたが、Visual Studioのためにパーティションを切るのはおかしいだろ~ということでレジストリ側を直すことにしました。

ほんとなら、Visual Studioをアンインストールで変更できたはずなんですけどね。なんでできなかったんだろう?